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こいのぼりの由来と色の意味や順番は?歌詞の解説についても

2017/04/28

 
 
屋根よ~り~た~か~い~こいの~ぼ~り~♪
 
でおなじみのこいのぼりですが、意外とその由来や色の意味、順番は知られていません。
 
また、上の歌詞の歌いだしの「こいのぼりの歌」の他にも、別に「こいのぼりの歌」があります。
 
ということで今回は、子供向けの説明を含めたこいのぼりの由来と色の意味や順番、さらには2曲の「こいのぼりの歌」の歌詞の解説もご紹介します!

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こいのぼりの由来

こいのぼりの由来は、次の2つの由来が合わさったものとされています。
 
こいのぼりの由来=中国の言い伝えからの由来+日本の風習からの由来
 
<中国の言い伝えからの由来>
中国の言い伝えからの由来は鯉の滝登りというお話で、内容と意味は次の通りです。
  
 
☆内容☆
鯉が黄河上流にある激流を逆らって天に向かって昇り、龍になったという伝説
 
 
☆意味☆
鯉を子どもに例え、子どもがどんな困難にも負けず進み、立派に成長すること
 
学校や寺の池などで のほほん と泳いでいるように見える鯉は、激流にも負けない生命力を持っているたくましい魚なんですね。
 
また、中国で龍は皇帝の象徴であり、子どもが皇帝のように強く育ってほしいという願いもこめられていることが分かりますね。
 
 
このように、中国の言い伝えからの由来では、鯉が出世の象徴として日本に伝わってきました。
 
今日では、日本のスポーツやお笑いなどの芸能でも「登竜門」という言葉が使われることがよくあります。
 
これはもともと中国から伝わった言葉で、「竜門」は黄河の上流にある竜門山を切り開いてできた急流のことで、それを登り切った鯉が竜になる、という言い伝えからできました。
 
 
<日本の風習からの由来>
一方、日本の風習からの由来は男の子が生まれると幟(のぼり)を立ててお祝いする、というお話です。
 
江戸時代、将軍家に後継ぎである男の子が誕生すると家紋つきの幟を立ててお祝いをしていました。
 
この風習が一般の武家の間で流行って、さらに庶民にも流行っていく過程で鯉のぼりになっていきました。
 
昔は差別が激しく、庶民が武家と同じように上質な絹などを使って幟を立てるのは贅沢だとされていたため、中国の由来を参考に鯉のぼりを立てるようになったというわけですね。
 
 
こいのぼりに関しては、子供向けに説明することも多いと思います。
 
子供向けの説明は、難しいことは置いておいてくだけた説明をすることがポイントで、イメージさせるようにお話ししましょう。
 
<こいのぼりの由来についての子供向けの説明> 
 
 
こいのぼりの鯉はお魚の鯉のことで、とても強い魚なんだ。
 
 
なぜ強いかというと、昔の中国の言い伝えで、鯉が勢いの強い水の流れに負けずに突き進んでいって、滝を登って最後は龍になったというお話があるからなんだ。
 
 
これは、「どんなに苦しいことがあっても、負けずに進んでやり遂げて、立派に成長していくこと」を表しているんだね。
 
 
侍がいた頃の日本では、赤ちゃんが生まれると旗を立ててお祝いしていたんだけど、この鯉のように「子どもが立派に成長しますように」というお願いを込めて、その旗には鯉を描いていたんだ。
 
 
それが、少しずつ形を変えていって、今のこいのぼりになったんだよ。
  
ということで、こいのぼりの由来を子供向けに説明するときには、なるべく子どもに語りかけるような口調が良いでしょう。
 

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こいのぼりの色の意味や順番

こいのぼりの色の意味や順番ですが、こいのぼりの一番上に飾られている吹き流しと、よく見るこいのぼりの順番で見ていきましょう。
 
<吹き流し>
  五色(ごしき) 黒(紫)、青(緑)、赤、黄、白
 
意味 子どもの健康と成長を願った魔除け
 
順番 一番上
 
 
吹き流しの色の根拠は、中国の「五行説」という古くから伝わる思想によるものです。
 
五行説とは、人間も自然も社会も、「水・木・火・土・金」の五つの要素で変化していくという思想です。
 
水(water、黒・紫)を吸う
木(wood、青・緑)が育つ
火(fire、赤)は勢いを増し、灰になる
土(earth、黄)の養分になり、固まる
金(metal、白)になり、金属が溶けていく
 
 
子どもとして生まれて大人になり、また生まれ変わる流れを意味したものといえましょう。
 
こいのぼりが普及し始めた頃は、栄養失調や疫病などで乳幼児の死亡が多かったため、魔除けの意味もこめて吹き流しが飾られました。
 
 
続いて、こいのぼりの色と意味、順番を見ていきましょう。
 
<こいのぼり>
色  黒、赤、青
 
意味 下記の表を参照
 
順番 黒→赤→青の順番
 
 
現在の鯉のぼりの種類は真鯉(まごい)と緋鯉(ひごい)の2種類がありますが、もともとは真鯉のみでした。
 
また、意味については時代とともに変化していきました。
 
時代ごとの意味と色、順番を見ていきましょう。
 
時代 種類 意味 順番
江戸 真鯉のみ お父さん なし
明治 真鯉 お父さん 一番上
緋鯉 子ども 赤/青 二番目~
昭和 真鯉 お父さん 一番上
緋鯉 お母さん 二番目
子ども 三番目
 
<江戸時代>
真鯉のみの黒色のこいのぼりで、順番も何もなかったんですね!
 
では、江戸時代から続くこいのぼりのお父さんを表す真鯉がなぜ黒いのかというと、さきほどの五行説が関係してきます。
 
五行説で黒色は「水」で「冬」を表し、生物が冬眠することから分かる様に活動を停止する時期でもあります。
 
生命になくてはならない水と、冬に生物はちょっとやそっとのことでは動かずどっしり構えていることから、家族の大黒柱のお父さんを意味しているんですね。
 
 
<明治時代>
子どもの成長を願うこいのぼりの由来どおり、子どもを緋鯉として飾る様になり、真鯉→緋鯉の順番で飾られるようになります。
 
五行説で青色は「木」で「春」を表し、生物が活動を始める時期です。
 
すくすくと成長していく木と、春に生物がのびのび活動することから、子どもの姿を意味しているんですね。
 
 
緋鯉にお母さんがいないもう一つ理由として、鯉のぼりを掲げる5月5日の「こどもの日」は、以前は「女性の日」として、母親に感謝をする日だったことがあります。
 
5月5日は、お母さんが家事や育児を休んで外に遊びに行ける日だったために、鯉のぼりにお母さんがいないというわけです。
 
 
<昭和時代>
緋鯉の赤色をお母さんとして飾る様になり、順番も真鯉→緋鯉(お母さん)→緋鯉(子ども)の順番になります。
 
五行説で赤色は「火」で「夏」を表し、多くの生命を育む時期です。
 
人間は火を操ることによって文明や知恵を積み重ねていったように、火は知恵の象徴であり万物の源でもあることから、お母さんの姿を表しているんですね。
 
 
今日のこいのぼりの色は、
・青色は長男 
・緑色は次男
・ピンク色は長女
・オレンジ色は次女
 
のように子どもの人数によって多くの色を使う家庭も増えてきています。
 
 
最近は珍しい柄や小さいかわいらしいこいのぼりも増えてきています。

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★フランス生まれのこいのぼり(4000円前後~)
 
 
カラフルでかわいいですね! 
 
 
一般的には「黒・赤・青」ですが、特にこの色でなければならないルールはありませんので、自分なりのルールでこいのぼりを楽しみましょう!
 
また、自宅でこいのぼりを飾る方法については次の記事を是非ご参考ください。
 
 
 

こいのぼりの歌詞の解説について

 
 
こいのぼりの歌詞の解説についてですが、こいのぼりの歌には実は2つあります。
  
 
1、1913年(大正2年)に尋常小学校唱歌 第5学年用として発表

 
作詞・作曲は不詳との説もありますが、作曲者は弘田龍太郎さん(元日本音楽著作権協会監事)とされています。
 
 
2、1931年(昭和6年)12月刊行「二ホンショウカ ハルノマキ」で発表
 
作詞は「チューリップ」「おうま」など有名な歌を手掛けた近藤宮子さん、作曲者は不詳とされています。
 
こいのぼりの歌としてよく聞く歌詞である「やねよ~り~た~か~い~」は1931年に発表された方です。
 
 
解説の前に、こいのぼりの歌の著作権をめぐって裁判沙汰になった事件があったのでご紹介しましょう。
 
著作権を管理する日本音楽著作権協会が活動を始めたのが1940年代で、それまでの著作権に関しては「作者が名乗り出てください」という流れでした。
 
しかし、近藤宮子さんは「歌い継がれていくならばそれでいい」と名乗り出ませんでした。
 
その間、著作権は協会にあり、当然その印税も協会にいくことになりますが、その後のこいのぼりの著作権が切れる寸前の1981年に事件は起きます。
 
協会が印税収入を確保するために作詞者を勝手に協会の元会長の名前に変更したのです。
 
これに近藤宮子さんは「嘘はいけません」と名乗り出て裁判で勝訴し、こいのぼりの作詞者として有名になりました。(さかのぼって著作料が支払われることはなかった)
 
お金ではなく、想いを重視した近藤宮子さんの姿勢は素晴らしいですね。
 
 
ということで、2つのこいのぼりの歌詞とその解説を見ていきましょう。
 
<1913年のこいのぼりの歌詞と解説>
それでは、1番から歌詞と解説を見ていきましょう。 ()の中は現代語訳です。
 
☆1番の歌詞☆ 
 
甍(いらか)の波と 雲の波
(屋根の瓦の波と、広がる雲の波)
 
重なる波の 中空(なかぞら)を
(波が重なるような空の景色の中を)
 
橘(たちばな)かおる 朝風に
(橘の香りたつ朝の風をうけて)
 
高く泳ぐや こいのぼり 
(高く泳いでいく こいのぼり)
 
★1番の歌詞解説★
「いらか」は屋根の瓦のことで、「甍の波」で瓦がかさなっている様子を波に例えている。
「雲の波」は、雲が重なっている様子を波に例えている。
「橘」は、ミカン科の植物の柑橘類。
 
 
☆2番の歌詞☆ 
 
開ける広き 其の口に
(こいのぼりの大きく開いたその口は)
 
舟をも呑まん 様(さま)見えて
(舟をも のみ込んでしまうように見える)
 
ゆたかに振るう 尾鰭(おひれ)には
(ゆったりと大きく振っている尾ひれには)
 
物に動ぜぬ 姿あり
(何事にも動じない姿がある)
 
★2番の歌詞解説★
舟をものみ込んでしまうくらいの力強さが一番感じれるのが2番の歌詞です。
 
何事にも動じない、というのはお父さんだけでなく、お母さんや子どもも将来そうなってほしいという願いもこめられていることでしょう。
 
 
☆3番の歌詞☆ 
 
百瀬(ももせ)の滝を 登りなば
(鯉が百の滝を 登ったら)
 
忽ち(たちまち)竜に なりぬべき
(たちまち竜になった)
 
わが身に似よや 男子(おのこご)と
(「わが身のように以て育てよ、男子」と)
 
空に踊るや鯉のぼり
(空に踊るこいのぼりが言っている)
 
★3番の歌詞解説★
登竜門の伝説の部分が力強く描かれているのが3番の歌詞ですね。
 
子どもの成長を強く願う言葉が印象的です。
 

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<1931年のこいのぼりの歌詞と解説>
それでは、歌詞と解説を見ていきましょう。
 
☆1番の歌詞☆ 
 
やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとうさん(おかあさん)
 
ちいさいひごいは こどもたち
 
おもしろそうに およいでる
 
★1番の歌詞解説★
1番の歌詞に「おとうさん(おかあさん)」とありますが、これは時代の変化によって「おかあさん」も入るようになったので括弧にしてあります。
 
 
☆2番の歌詞☆ 
 
みどりのかぜに さそわれて
ひらひらはためく ふきながし
 
くるくるまわる かざぐるま
 
おもしろそうに およいでる
 
★2番の歌詞解説★
実は、この2番の歌詞は時代によって知らない人もいるほどレアな歌詞です。
 
次の3番もそうなのですが「ひらひら」「くるくる」など子どもが分かりやすい表現をしているのが印象的ですね。
 
 
☆3番の歌詞☆

 
みどりのかぜに さそわれて
ひらひらはためく ふきながし
 
くるくるまわる かざぐるま
 
おもしろそうに およいでる
 
★3番の歌詞解説★
3番の歌詞は、2番よりもレアで、知らない人も多いほどです。
 
実は、3番の歌詞は2番に続ける形で作ったということで、表現も「ぴかぴか」「くるくる」など似ていますよね。
 
1番とはややテイストが違うことが分かります。
 
 
いずれの歌詞も「おもしろそうに」や「あかるい」など家族で楽しそうに泳いでいるこいのぼりが思い浮かび、家族の大切さがにじみ出てくる歌になっています。
 
こうした歌詞を自分なりに解釈して、是非子どもたちにも解説してみてください。
 
 

まとめ

いかがだったでしょうか。
 
こいのぼりの由来や色の順番など、普段あまり考えていない私にとっては、今回の由来や色、順番などは時代とともに変化がありとても深いなと思いました。
 
歌詞の内容も、今後の時代変化によって解説が変わってくるかもしれませんね。
 
最近は飾らない家庭も多いですが、家族の大切さを思い起こすためにも、こいのぼりを飾ってみてくださいね!
 

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